ステッピングモータの制御 ステッピングモータを回転させるためには制御回路が必要です。自分で駆動回路を作ってもいいのですが、やはり市販のステッピングモータドライバICを使うのが楽です。また、ステッピングモータの制御方式は電圧駆動と、電流駆動があるのでそれぞれの特徴を簡単にまとめてみたいと思います。
ステッピングモータに電圧を印加し、そのときモータに流れる電流を検出し、フィードバックを還す方式です。モータに流れる電流値が設定した電流値になるように駆動を制御します。制御方式としては複雑ですが、流したい電流が十分流せる電圧で駆動すれば、その電源電圧が変動したとしても、出力電流を一定に保てるため、モータのトルクを一定に保てます。ロボット工作など、電池やバッテリーで駆動するステッピングモータでトルクを一定に保つためには欠かせない駆動方式です。実際に定電流駆動は制御が複雑だというデメリットはありますが、最近ではPWM、チョッピング駆動用LSIなど、ステッピングモータドライバICが各メーカから発売されているのでそれを用いるのが便利です。昔はバイポーラパワートランジスタを使ったLSIが多かったようですが、最近ではこの定電流駆動のICが主流になっているようです。また、DMOS出力のステッピングモータドライバICも発売されており、バイポーラパワートランジスタを使ったものより格段に低消費電力にできるのもメリットです。
実際に、ステッピングモータドライバICを使う場合、 いろいろなICがあり、実際にどういうドライバが良いのかが分からないことが多いです。こんなICがあればという要望をまとめてみました。こんなICを使ってみたいはこちらへ
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