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ステッピングモータ駆動Stepping motor Drive guide

ステッピングモータの種類と特徴


ステッピングモータにはPM型、VR型、HB型など、いくつかのタイプのモータがあります。ここでは、よく使われるステッピングモータについて、原理や動作イメージなど、簡単にまとめてみたいと思います。













































ステッピングモータの原理と動作イメージ


ステッピングモータとは、入力パルス信号に応じて、ある決まったステップ(角)を動くモータです。パルスモータとも呼ばれます。入力のパルス信号に応じて、一定の決まった角度を動かすのが簡単なため、位置制御などに用いられることが多いです。



例えば、1パルスで30度動くモータがあるとすれば、1回転を360度とすると12パルスで1回転することになります。この原理を簡単な例に例えると、時計の針で短い針が3時の場所にあるとするします。そして、長い針をステッピングモータで動かすとすると、1パルス入力で3時5分、3パルスで3時15分となります。

以上をまとめると、ステッピングモータは、パルス信号により、そのモータで決まったパルス角の分だけ角度が動くモータであり、これはパルス信号により位置制御ができるモータということです。

通常ブラシ付きモータなどで位置制御を行なう場合、ローターリーエンコーダーなど回転位置や回転数を検出するセンサや、信号が必要です。また、速度制御をかけたり、PLL制御を用いるなど、サーボシステムを用いたクローズドループで複雑な制御を行なう必要がありますが、ステッピングモータの場合、パルス数に応じて一定の回転角度で停止できるので、エンコーダーなどを必要とせず、オープンループ制御で簡単に位置制御ができるモータです。より簡単にモータを駆動したい場合は、回路として、ステッピングモータドライバICを用いるのが便利です。これらのICは、最近では、いろいろなメーカーから販売されているため、入手性もよく、簡単にモータを駆動することができます。


































PMモータ:ステッピングモータのイメージ

Permanent magnet タイプのステッピングモータの特徴は、コストが比較的安いモータで、ステップ角度は、あまり細かくないそうです。用途としては、おもちゃや、小型ロボット、Fax、LBPプリンタ、ミニプリンタ、POS、ハンディターミナルなど各種小型プリンタ、ミシン、スキャナーなど、PMモータは、いろいろな用途で使われているようです。






HBモータ:ステッピングモータのイメージ

Hybrid タイプのステッピングモータの特徴は、PM型とVR型を合わせたような構造で価格は安くないそうですが、ステップ角度が細かいなど、高性能向けだそうです。PPC、複写機、大型のマルチファンクションプリンタなど、コピー機や産業機器などでは工業用機器や大型のロボットなどで、HBモータは、多く使われてるようです。














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